訪問診療
葛飾かなまち慈優クリニックの訪問診療 4つの特徴
在宅での輸血に対応
ご自宅や施設での輸血に対応。
※在宅輸血は、すべての患者様に実施できるものではありません。医師が適応や安全性を判断します。
2025年の看取り対応件数
患者様とご家族のご希望を伺いながら、ご自宅や入居施設で過ごすための療養支援に取り組んでいます。
緩和医療を含む在宅療養に対応
病気の進行などに伴う痛み、息苦しさ、不安といった心身のつらさを和らげ、その人らしい生活を支えます。
内科専門医が全身状態を総合的に診療
複数の病気を抱えている患者様についても、内科専門医が全身状態を確認します。
必要に応じて検査や薬の調整、専門医療機関への紹介を行います。
このような場合は
ご相談ください
- 足腰が弱り、病院への通院が難しくなってきた
- 通院のたびに、ご家族の付き添いや介助が必要になる
- 退院後の自宅療養をどのように始めればよいかわからない
- 慢性疾患や複数の病気を継続的に管理してほしい
- 貧血などがあり、在宅輸血について相談したい
- 痛み、息苦しさ、食欲低下などの症状が気になっている
- ご自宅や入居施設での看取りについて相談したい
- 訪問診療の対象になる状態かわからない
病名や今後の方針が決まっていない場合でも、ご相談いただけます。
ご相談から訪問診療開始まで
電話またはWEBでご相談
まずはお気軽にご連絡ください。
診療情報や療養環境を確認
現在の病状や生活環境などを確認します。
初回訪問とご説明
医師が訪問し、診療方針をご説明します。
訪問診療について
当院の訪問診療、ごあいさつ
当院では2020年1月より訪問診療を開始いたしました。
来院される方の中には通院がどうしても困難になっている方々が増えています。近隣の先生方にこれまではお願いさせていただいておりましたが、中村先生の頃から長年通院し、できれば経過を知っている先生にそのまま診てほしいとお声がけいただくことが増え、この度訪問診療を始めさせて頂きました。
訪問診療についてはもともと前職における中心業務でした。自宅には入院とは異なる利点もあります。同時に大変さもあります。
大学病院、地域の基幹病院、訪問診療、医院における外来診療と通じ、それぞれのメリットデメリットがあります。その中で少しでもより良いと思える医療を実践できるよう努力してきたいと思っております。
当院では在宅での輸血をおこなっており、また外来でも輸血可能となります。
ぜひご相談ください。

訪問診療歴
2012年7月から2017年5月 医療法人社団淳友会わたクリニック 副院長 訪問診療
在宅医療とは?
日本はいま、人類でもかつてない超高齢化社会を迎えています。
増大し続ける社会保障費用、不足する医療人財、医療資源への対策ひとつとして、「在宅医療」への注目が高まっています。
医療費削減が目的ときくと抵抗を覚えるかもしれませんが、実は「在宅医療」は患者さんやその身近な方が、最期の時間をその人らしく過ごすことができる数ある選択肢のひとつ、とも捉えることができると考えています。
昨今では、治療技術や医療機器の進歩、通信技術の発達などにより、在宅でも十分なケアができるケースが増えています。
点滴、酸素、採血、麻薬製剤の使用、胃瘻交換、気切カニューレ交換、腹水や胸水に対する処置など、多くの治療が在宅でも可能です。
病態の安定している患者さんの場合には、ご自宅で過ごされた方が自由にリラックスして過ごすことができるなど、「家にいること」のメリットが大きいことも多々あります。
訪問診療に対応しているエリア

東京都
葛飾区・足立区・江戸川区
千葉県
松戸市・市川市
埼玉県
三郷市・八潮市
※訪問エリアの詳細はお問い合わせください。
在宅医療、入院医療のメリット・デメリット
すべての患者さんにあてはまるわけではありませんが、例えばこんなメリット・デメリットがあります。
在宅医療
メリット
- 病院のようにルールはないので自由
- リラックスできる
- 移動費用がかからない
- 天気が悪くても診察してもらえる
- 医師、看護師との距離感が近い
デメリット
- 介護者の負担がある
- 緊急時の対応力(24時間体制ですが、入院の様には対応は難しいです)
- 往診日は介護者の在宅が必要
- CTなど、大きな設備が必要な検査は通院が必要
- 血液検査結果が短時間では出ない
- 抗がん剤治療など一部の治療は対応できないものがある
- 年齢によっては負担金額が大きい
入院医療
メリット
- 緊急時すぐに対応できる
- 高度な検査が即座に可能
- 抗がん剤治療などにも広く対応できる
デメリット
- 規則があり自由にできない
(食事・就寝時間、テレビはイヤホン着用、禁煙、禁酒など) - 個室代がかかると非常に高額になってしまうことがある
- 慣れない環境の中、せん妄の症状がでることがある
「せん妄」ってなに?
「入院した途端に元気がなくなってしまった」というお話を耳にすることはありませんか?
これは、入院の高齢患者さんに多く見られる「せん妄」という症状が、原因とひとつと考えられます。
「せん妄」は、慣れない環境に置かれることで、元気がなくなってぼーっとするようになってしまったり、逆に興奮状態になってしまったりといった症状がみられる意識障害です。
中には、この症状のために退院が必要になる患者さんもいるぐらい、住み慣れた「いつもどおり」の環境というのは、患者さんの体調に大きく影響していると考えられます。
訪問診療開始までのご紹介
まずはお電話またはお問い合わせフォームでご相談ください
お電話
TEL 03-5876-4801
(受付時間は平日9時から18時)
お問い合わせフォーム
ご注意事項
- ご本人、ご家族の方、または担当のケアマネジャー、入院先のソーシャルワーカーから、当院の担当者までお電話ください。
- 氏名、年齢、住所、病名、状態などをお聞きいたします。
- 訪問診療の詳しい内容、かかる費用などご不明、ご不安な点などを丁寧にご説明させていただきます。
- 初診医師訪問の日程を決めさせていただきますので、ご都合のよろしい日程をご相談ください。
※極力ご希望に添えるよう尽力しますが、定期訪問の曜日、時間はご指定いただけません。ご了承ください。
紹介状をご用意ください
FAX 03-5876-3649
- 現在の主治医の先生に紹介状(診療情報提供書)の作成と当院へのFAXをご依頼ください。
※紹介状(診療情報提供書)のご用意をしていただくことが望ましいですが、事情によりご用意が難しいようでしたらなくてもかまいません。
訪問診療開始
- 初診訪問となり、医師がご自宅に伺います。ご自宅に伺う前にお電話にてご連絡差し上げます。
- 当日に訪問診療同意書、居宅療養管理指導契約書等にご署名いただきます。
- 紹介状(診療情報提供書)、医療保険証、介護保険証、印鑑をご用意ください。
※その他にお持ちであれば、公的扶助の証書、身体障害者手帳など。
在宅医療に要する料金の内訳
この料金表は、在宅医療にかかる医療費を診療行為別にみたものです。
高齢者は1割負担の方と2割負担の方がいらっしゃいます。高齢者以外の方は多くは3割負担ですが、基本料金が異なります。
在宅診療基本料金表(円)
| 診療項目 | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
|---|---|---|---|
| 在宅総合診療 (24H対応) | 3,690 | 7,380 | — |
| 定期訪問診察 | 830 | 1,660 | 2,490 |
| 臨時往診 | 790 | 1,580 | 2,370 |
| 夜間往診 | 1,300 | 2,600 | 3,900 |
| 深夜往診 | 1,950 | 3,900 | 5,850 |
| 休日往診 | 980 | 1,960 | 2,940 |
| 訪問看護指示料 | 300 | 600 | 900 |
実際に「在宅医療」を利用された方のおはなし
90歳男性の方で、癌多発転移の患者さんのおはなしです。
それまで化学療法を繰り返してきましたが、それ以上の治療は希望せず中止、退院されて訪問診療を開始しました。
癌による疼痛もあったものの、麻薬製剤により症状は軽快した状態で退院されました。
徐々に食事が摂れなくなっていたので点滴等で水分を補っている状態でしたが、ある日、
「患者さんはお寿司が食べたいと話している」と看護師から連絡が。
ご本人やご家族もとてもよく理解されており、病状や余命などもきちんと把握していらっしゃいました。
患者さん、そのご家族も、覚悟のうえでのご相談です。
その日はけっきょく、患者さんのご自宅でパーティーが開かれました。
患者さんはふるまわれたお寿司を2貫、むせることなく召し上がり、カラオケでは2曲を歌唱。ご家族やご友人との時間を過ごすことができました。

その夜、自室に戻られた患者さんは永眠されましたが、最期まで痛みや苦しさはありませんでした。
この方の場合には、患者さんや周囲の方に「いっしょにすごしたい」という希望があり、それを叶えることができた例です。何が良い・悪いではなく、ご自身やその身近な方々が最も良いと思えることを「選択できる」ことが大切だと考えています。
連携強化について
当院はこの度、施設基準を満たし、医療法人五十鈴会 内科坂本病院様と連携をとらせていただき、機能強化型在宅療養支援診療所に認定されました。入院加療、レスパイト入院、CTやMRIなどの専門的な検査など、体制が更に充実いたしました。
皆様のお役に立てる様今後も尽力して参ります。いつでもご相談ください。
亀有内科・呼吸器クリニックとの連携について
この度当院は亀有内科・呼吸器科クリニック(https://kameari-naika.com/)で訪問診療を開始することを機に、主に訪問診療において連携を行っていくこととなりました。
共に内科を行っておりますが、専門が異なることから、日頃の勉強会等を通じてお互いに不足する部分について補えるよう連携を取ってまいります。
呼吸器、消化器、血液いずれも癌や免疫疾患などを対象としております。多くの終末期の患者さんに対する医療を初期研修当初より行ってまいりました。また、共に内科専門医として年代も近く、同様な研修過程を経て経験を積んできており、似た観点で診療にあたっていけるものと感じております。終末期医療、緩和医療に携わる内科専門医として日頃の外来診療、訪問診療において地域に貢献していきたいと考えております。
何卒よろしくお願いいたします。

通院が難しくなってきた方へ
ご自宅で医療を受けるという選択肢
年齢を重ねるにつれて、これまで当たり前のようにできていた通院が、少しずつ負担に感じられることがあります。
「病院へ連れて行きたいけれど、本人の体力が心配」「付き添う家族の予定が合わない」「退院後の生活をどう支えればよいかわからない」など、ご本人だけでなく、ご家族が不安を抱える場面も少なくありません。
訪問診療は、通院が難しい方に対して、医師が定期的にご自宅や施設へ伺い、診察・治療・健康管理を行う医療です。
体調が悪くなったときだけ診るのではなく、普段の状態を継続的に確認しながら、病気の管理や療養生活を支えることを目的としています。
葛飾かなまち慈優クリニックでは、東京・葛飾区周辺で在宅療養を希望される方や、通院が難しくなってきた高齢の方、そのご家族からのご相談を受け付けています。
「まだ訪問診療をお願いするほどではないかもしれない」と感じる段階でも、まずは現在の状態を確認し、必要な医療や支援について一緒に考えていくことが大切です。
訪問診療とは
訪問診療とは、医師があらかじめ診療計画を立て、定期的に患者様のご自宅や入居施設へ訪問して診療を行う医療です。
診察では、体調の変化、血圧や脈拍、呼吸状態、食事量、睡眠、排泄、服薬状況などを確認し、必要に応じて検査や薬の調整、生活上の注意点の説明を行います。
自宅での診療では、病気そのものだけでなく、日々の生活状況を含めて確認することが重要です。たとえば、慢性疾患の管理、服薬状況の確認、発熱や食欲低下などの体調変化への対応、必要に応じた血液検査・尿検査・心電図・感染症検査などを、患者様の状態に応じて検討します。
検査の必要性や治療内容は、症状や経過、診察結果を踏まえて判断します。
自宅で対応できる範囲を確認しながら、必要に応じて病院での精密検査や専門的な治療につなげることもあります。
通院が負担になってきたときに相談できる医療
訪問診療は、「病院に行けない方だけの医療」と思われることがありますが、実際には、通院そのものが身体的・精神的に負担になってきた段階で相談できる医療です。
このような状況はありませんか?
- 足腰が弱り、外出や移動に時間がかかる
- 車いすや介助が必要で、通院の準備が大きな負担になっている
- 認知症があり、待合室で長く待つことが難しい
- 退院後、自宅での療養生活に不安がある
- 持病があり、定期的な診察や薬の管理が必要
- 通院のたびにご家族の付き添いが必要になる
- 体調の変化に気づいても、受診のタイミングに迷ってしまう
- 健康診断や病院で異常を指摘されたが、継続的な管理が難しい
このような状態があるからといって、すぐに訪問診療が必要と決まるわけではありません。
ただし、無理をしながら通院を続けることで、ご本人やご家族の負担が大きくなることもあります。気になる状況が続く場合は、早めに医療機関へ相談することで、今後の療養方針を考えやすくなります。
ご本人だけでなく、ご家族の不安にも寄り添う診療
在宅療養では、ご本人の病状だけでなく、ご家族の不安や介護負担も大切な視点です。
「食事量が減ってきたけれど大丈夫なのか」「薬を飲み忘れることが増えている」「夜間の体調変化が心配」「急に熱が出たとき、どう判断すればよいのか」など、日々の生活の中で判断に迷う場面は多くあります。
訪問診療では、診察を通して病状を確認するだけでなく、ご家族から普段の様子を伺いながら、今後注意したい変化や相談の目安を共有していきます。
食事量が減ってきた
- 体重変化
- 脱水の有無
- 飲み込みの状態
- 全身状態
薬の管理が難しい
- 服薬状況
- 副作用の有無
- 薬の種類や回数
物忘れや混乱が増えた
- 認知機能の変化
- 生活状況
- 感染症や脱水の可能性
息切れやむくみがある
- 心臓・呼吸状態
- 血圧
- 酸素飽和度
- 必要な検査
発熱を繰り返す
- 感染症
- 尿路感染
- 肺炎
- 脱水などの可能性
症状や状態には個人差があるため、原因を一つに決めつけることはできません。
診察や検査結果を踏まえ、ご本人の生活環境も含めて総合的に判断することが大切です。
まずは現在の状態をお聞かせください
訪問診療を検討される方の中には、「この程度で相談してよいのか」「まだ自宅で様子を見てもよいのではないか」と迷われる方も多くいらっしゃいます。
しかし、在宅療養では、早い段階で医療者とつながっておくことで、体調変化への対応や今後の方針を相談しやすくなります。
通院のたびに強い疲労がある、食欲低下や体重減少が続いている、発熱・咳・息切れ・むくみなどが気になる、転倒やふらつきが増えている、退院後の通院継続に不安があるといった場合は、まずは現在の様子をお聞かせください。
すぐに訪問診療を開始するかどうかは、患者様の状態、ご家族のご希望、現在受けている医療や介護サービスの状況を踏まえて考えていきます。
必要に応じて、ケアマネジャー、訪問看護、薬局、専門医療機関とも連携しながら、無理のない療養体制を一緒に検討します。
訪問診療開始までの流れ
訪問診療をご希望の場合は、まず現在の状況をお伺いします。
病名がはっきりしていない場合や、訪問診療の対象になるかわからない場合でも、ご相談いただけます。
お問い合わせ・ご相談
ご本人の状態、通院状況、介護サービスの利用状況、ご家族の不安などをお伺いします。
病状・生活状況の確認
これまでの治療内容、お薬、退院時の情報、健康診断結果などを確認します。
初回訪問・診察
医師が診察を行い、体調や生活環境を確認します。必要に応じて検査や薬の調整を検討します。
診療方針のご説明
診察結果を踏まえ、今後の訪問頻度、治療方針、注意すべき症状などをご説明します。
定期的な訪問診療の開始
患者様の状態に合わせて、定期的に診察を行い、必要に応じて診療内容を見直します。
訪問診療は、一度始めたら内容が固定されるものではありません。
病状や生活環境の変化に合わせて、診療内容や訪問頻度を相談しながら調整していきます。
東京・葛飾区周辺で訪問診療をご検討の方へ
葛飾かなまち慈優クリニックでは、地域のかかりつけ内科クリニックとして、通院が難しくなってきた方の在宅療養を支える訪問診療に対応しています。
高齢の方の慢性疾患管理、退院後の療養、認知症のある方の体調管理、ご家族の介護不安など、医療と生活の両面から相談しやすい体制づくりを大切にしています。
- 訪問診療を始めるべきかわからない
- 家族の状態が最近変わってきて心配
- 通院を続けることが負担になってきた
そのようなお悩みがある場合は、まずは現在の状況をお聞かせください。
診察や検査結果を踏まえ、必要に応じて専門医療機関とも連携しながら、患者様とご家族にとって無理のない医療の形を一緒に考えていきます。
相談・お問い合わせ
通院が難しくなってきた方、退院後の療養に不安がある方、ご家族の在宅医療について相談したい方は、葛飾かなまち慈優クリニックへご相談ください。
訪問診療の対象となるかどうかも含めて、患者様の状態を確認しながらご案内いたします。