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「帯状疱疹」をご存知ですか?

皆様こんにちは。院長の高山哲朗です。
今回は「帯状疱疹」についてです。

「帯状疱疹」ご存知ですか?

以前は一度なったら二度とならない、後遺症もないといわれていましたが、決してそうではないことが知られるようになってきました。

50歳以上の方の発症が多く、日本人の3人に1人が80歳までに経験するといわれています。

帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスによる病気です。子供の頃に感染し水痘を引き起こします。
水痘は治りますが、その後ウイルスは神経の中に潜み、加齢や病気などで免疫力が低下すると、ウイルスが再度活性化し、今度は「帯状疱疹」として発症します。

<症状>

肋間神経などにそって水疱が生じます。ぶつぶつのでてくる範囲が帯状のため、帯状疱疹という名前がついています。
その他には痛みが出てきます。水疱ができる前から痛みだけが出てくることがあるため、最初は診断がつかないということもあります。

<障害、合併症>

体に出てきた場合にはその部位の痛みが主な症状となりますが、目や耳など顔面に出てきてしまった場合には角膜炎や難聴などになることもあります。また、腕や足などに出ることで動かしにくくなるなどといったこともあります。

<治療法>

治療は抗ウイルス薬を使用します。多くの場合は飲み薬ですが、症状の出た部位が顔面であったり、範囲が広いなどといった時には点滴による治療が行われることもあります。

<予防方法>

予防注射が最近可能になりました。1回の持続効果は約5年と報告されています。

予防接種の効果

海外の研究結果によると帯状疱疹になる確率が半分に減り、また、なってしまった場合にも痛みや神経痛の後遺症が出る確率は60%以上減りました(Oxman MN他NEJM 2005)。

おわりに

帯状疱疹の後、痛みやしびれに悩まされる方もいます。腕が上がらなくなったり、部位によっては失明や難聴のおそれがあります。予防についても一度ご検討ください。

投稿日:2018年4月3日  カテゴリー:お知らせ, 院長コラム

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