消化器内視鏡内科

消化器内視鏡内科

消化器内視鏡内科

当院では、上部消化器内視鏡検査を実施しております。
こちらでは、検査について説明いたします。受診をご検討の際の参考になれば幸いです。

上部消化器内視鏡検査とは

上部消化器内視鏡検査とは

いわゆる胃カメラのことです。内視鏡の開発当時はカメラだったため、習慣的にこう呼ばれます。

口の中、食道、胃、十二指腸をみる検査です。
最も大きな目的はがんを早期に発見することです。がんには「痛い」というイメージをお持ちの方も多いものですが、早期のうちにはまず症状が出てきません。また、痛みが出るのはかなり進行してからのことがほとんどです。

今は早期でみつけることができれば、消化管のがんの多くは救命することができる時代になっています。我々の願いはできる限り早期にがんをみつけ、負担を少なく治療を行うことです。

以前は実際にフィルムで撮影をしていたため、20枚でできるだけまんべんなく写真を撮るように大体の撮影部位が決まっていました。現在はデジタルで保存するため、何もなければ40枚ほど撮影し、何らかの病変がみつかればさらに追加して写真を撮ることができます。

検査を考えている方へ

まずは、消化器内科を受診してください。
事前診察は、通常の診察と同じなので予約は不要です。

検査前の事前診察(通常の診察時間と同じ)
月・火・水・金 9:00~12:30/14:00~18:00
9:00~14:00
木・日・祝日 定休日

※診察の受付は15分前迄です。

事前診察の後に、検査日の予約をとっていただきます。
詳しくは「検査に受けるときの流れ」もご覧ください。

現在当院では経口内視鏡、経鼻内視鏡を行うことが可能です。
薬剤による鎮静を行う検査は、当院では実施していません。ご希望の方は、お手数ですが他院をご受診ください。

なお、検査日は専用フォームから仮予約が可能です。
専用フォームから検査の仮予約をされた場合、数日以内に当院からお電話でご連絡をいたします。
お電話にて検査の注意点のご説明のうえ、予約を確定します。

仮予約の場合にも、検査日前の事前診察が必要なのでご注意ください。

検査にかかる費用

基本的には、保険診療として行われる検査です。診察により上部消化器内視鏡検査が必要と考えられた場合に行い、健康保険が適応となります。

特に異常がなく観察のみで終わった場合、事前の診察とあわせて5700円ほどです(3割負担の場合)。そのほかに、ピロリ菌の検査を行った場合や組織の検査を行った場合には追加で費用がかかります。

1割負担 3割負担
事前の診察・検査 約600円 約1800円
内視鏡検査 約1300円 約3900円
※組織の検査 約1300円 約3900円
※ピロリ菌の検査 約600円 約1800円

検査を受けるときの流れ

事前の診察

上部消化器内視鏡検査 予約

検査を安全に行うために、まず消化器内科を受診していただきます。
その際に、胃内視鏡検査を検討している旨を伝えてください。

診察では、感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒)の血液検査をはじめ、健康状態のチェックを行います。
血液をサラサラにする薬などを内服している方は、検査前から服用を一定期間中止していただくことがあります。

診察後に、検査日の予約を行います。検査時間帯は朝8:15~と8:30~の2枠ですが、お昼の時間帯を希望される方はご相談ください。

検査前日

上部消化器内視鏡検査 検査前日

夜21時までに食事を済ませ、以降は何も食べないでください。
水分は摂っていただいて構いません。

検査当日

上部消化器内視鏡検査 検査当日

当日朝は、水のみ摂っていただいて結構です。
予約の時間にお越しください。

  • 検査の準備のための処置(5分程度)
  • のどの麻酔、腸管蠕動を抑える薬の注射(行わない場合もあります)
  • 内視鏡検査(10分程度)

内視鏡が入っている時間は、病変の有無にもよりますが10分程度です。
検査前の処置からの時間を含め、おおよそ30分ほどで検査は終了します。

検査後

上部消化器内視鏡検査 検査当日

検査結果によっては、薬の処方を行います。組織の検査(生検)を行った場合には、その結果が1週間から10日ほど後に出ますので、改めて結果説明のためにお越しいただきます。

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当院での上部内視鏡検査を受ける場合の流れ

予約

上部消化器内視鏡検査 予約

当院ではまず受診していただき、検査の予約をしていただきます。この時に検査の準備のための血液検査や、受診の際の注意点などを説明いたします。

当院では、朝の通常診療前の時間に予約枠で検査を行います。通常9時前までに検査が終了いたします。

費用

保険診療のため、診察により上部消化器内視鏡検査が必要と考えられた場合に検査が行われます。健康保険が適応となります。

特に異常がなく観察のみで終わった場合、3割負担で5000円ほどです。そのほかに、ピロリ菌の検査を行った場合や組織の検査を行った場合には追加で費用がかかります。

現在当院では経口内視鏡、経鼻内視鏡を行うことが可能です。
薬剤による鎮静を行う検査は、当院では実施していません。ご希望の方は、お手数ですが他院をご受診ください。

受診後の流れ

診察

上部消化器内視鏡検査 診察

診断、治療が行われます。感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒)の血液検査を行います。(定められています)。血液をサラサラにする薬などを内服している方は、検査前から服用を一定期間中止していただくことがあります。

検査前日

夜21時までに食事を済ませ、以降は何も食べないでください。
水分は摂っていただいて構いません。

検査当日

当日朝は、水のみ摂っていただいて結構です。
予約の時間にお越しください。

  • 検査の準備のための処置を行います。(5分程度)
  • のどの麻酔、腸管蠕動を抑える薬の注射(行わない場合もあります)
  • 内視鏡検査(10分程度)
     

検査後の処置および検査結果の説明

検査結果によっては、薬の処方を行います。組織の検査を行った場合には、その結果が1週間から10日ほど後に出ますので、改めて結果説明のためにお越しいただきます。

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よくある質問について

Q.胃カメラはどのくらい痛いですか?

A.基本的には痛みはありません。組織の検査(生検)により粘膜の一部をつまんで採取した場合でも、通常痛みは感じることはありません。
のどのところを通る際に、違和感を感じる方がいます。不安などでのどに力が入っていると入りにくかったり、擦れて痛みを感じたりされる方もいるかと思います。

Q.胃カメラをすると吐きますか?

A.強い嘔吐反射で吐いてしまう方もいますが、多くの場合は吐きません。吐いてしまう方の多くは、不安感が強いことが多い印象があります。リラックスして委ねて頂ければと思います。
また、経鼻内視鏡は細いので吐き気も少なく済むと思います。是非ご相談ください。

Q.胃カメラが怖いのですが

A.慣れている方でも、検査前は緊張したり致します。一度行ってみると意外と大丈夫という方もいます。検査内容について知ってみると、漠然とした不安が解消されやすいかと思います。
必要だけれどもどうしても怖いという方は、当院では行ってはおりませんが、完全に眠った状態で検査を受けられる施設もありますので、そちらでの施行もご検討ください。

Q.一度でちゃんと飲み込めますか?

A.胃カメラは無理に飲み込む必要性はありません。喉の違和感はどうしてもありますが、こちらから自然な感じで入っていきます。むしろ一生懸命飲もうとするとむせてしまって、より苦しくなることがあります。
多くの場合、特に問題なく検査はできますのでご安心ください。できない方もいらっしゃいますが、その場合には眠った状態で検査を受けられる施設もご検討ください。

Q.胃カメラ後に吐き気は続きますか?

A.吐き気は通常は出ないと考えられます。のどの麻酔も1時間ほどでとれてきます。

Q.胃カメラで腸上皮化生かどうかは分かりますか?

A.胃カメラで診ることで診断可能です。

Q.胃カメラで潰瘍だと判別を付けることはできますか?

A.診断可能です。胃潰瘍と胃がんの判別が難しいケースもあります。診断技術の向上を常に図っております。また、がんの可能性が疑わしい場合など組織の検査をすることもあります。

Q.スキルス性胃がんの可能性は判別できますか?

A.可能です。スキルス胃癌は粘膜の下をはって広がっていくことが多いため、通常の組織検査では診断ができないこともありますが、硬さなどから疑うことができます。

Q.ピロリ菌の駆除のため胃カメラ検査を受けなければいけないでしょうか?

A.保険適応となるのは胃カメラにより胃炎と診断された方、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の治療を受けている方、胃MALTリンパ腫の方、特発性血小板減少性紫斑病の方、早期胃がんに対する内視鏡治療後の方です。このためほとんどの場合、胃カメラを行うことが必須となります。
胃がんをみつけるという目的のためにも、胃カメラをお受けになることをお勧めします。但し、自費診療の場合にはその限りではありません。

Q.薬剤による「鎮静」って何ですか?鎮静を行う場合・行わない場合で違いはありますか?

A.薬剤の注射により、眠っているような状態に近づけることを鎮静といいます。
鎮静を行うメリットは検査に伴う不安を軽減できることです。一方で、鎮静を行うと検査後に車の運転は控えるなど制限があり、1時間ほど休憩が必要になるので時間もかかります。
鎮痛剤には呼吸抑制などのリスクもあることと、絶対に必要な処置ではないことから、当院では今のところ検査時の鎮静は行っていません。

Q.経口内視鏡、経鼻内視鏡の違いはありますか?

経口内視鏡と経鼻内視鏡

A.胃カメラを口から挿入するのが「経口内視鏡」、鼻から挿入するのが「経鼻内視鏡」です。
「経鼻内視鏡の方が、苦痛が少ない」といわれることもありますが、そこまで大きな違いはないと考えています。経口内視鏡でも経鼻内視鏡でも、細径内視鏡(細いタイプ)を用いることで苦痛が少なく検査が可能です。
しいていえば、経鼻内視鏡では機器が舌の付け根を通過しないので、嘔吐の反射が起きにくいという利点があります。また、マウスピースを使わないので会話が可能です。
鼻の奥が狭くて通らない方の場合はこの検査はできません。
経口の場合には、通常径(細くないタイプ)での内視鏡検査も可能です。通常径の内視鏡の方が画質は良好です。但し、細径内視鏡も技術の進歩があり高精細な画像が得られるようになりました。
患者さんの状態にあわせて選択していますが、もしいずれか希望がある場合にはご相談ください。
※写真は、経口内視鏡(上)・経鼻内視鏡(下)です。

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